1 うたごえ運動の歴史
戦後、平和と民主主義、しあわせを求める国民のねがいや行動が広がる中で、1948年2月10日、関鑑子の指導のもとに中央合唱団が創立したことを出発点として、うたごえ運動は始まりました。
日本民謡や世界諸国民の様々な歌を始め、人々の願いを歌にして、「みんなうたう会」や「うたごえ喫茶」など様々な場で、歌い広げてきました。
国民の運動と結びあいながら歴史を積み上げ、「うたは平和の力」「うたはたたかいとともに」「うたごえは生きる力」のスローガンは今に生きています。
2027年には創立 80周年を迎えます。ひとりひとりの命が輝き、音楽が豊かに広がり生きる力になっていく、その力が世界の人々の連帯の絆になるような、うたごえの未来をめざしたいと願っています。
2 日本のうたごえ祭典
全国規模で開催される音楽祭として、毎年開催されてきました。参加者が歌い手であるとともに聴衆でもあるといううたごえ運動の特質が大きくみのり、平和への願い、生きる喜びを歌いかわし共感をよんできました。
1975年の京都祭典から東京以外でも開催されるようになり、その時々のテーマを掲げ、その地域の特色を生かしながら全国を駆け回り、2003年には長野でも開かれ、「ふるさとの心」「いのちの輝き」「平和のうたごえ」をテーマに大きな感動と共感がうまれました。
その後、沖縄、大阪、北海道、愛知、広島、京都、東京、佐賀などを回り、2025年の兵庫に続き、2026年再び長野で開催することになりました。
開催要綱
